イベント用語集

イベントに関する今さら聞けない?!様々な用語を集めました。
イベント企画・制作などのご参考に…。
参考文献:(社)日本イベント産業振興協会発行「イベント用語集」より抜粋

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行

あ行

アセンブラリー

組織、団体、クラブあるいは企業などで、そのメンバーの大多数が参加して平賀あれる正式な全体会議で、規則などで定められている議題や政策に関する決定、人事、予算、決算又はそれに類するものの承認などを目的として開催される。従って手続きなどについては一定のルールがあり、又時間、場所なども決まっていて、定期的に開催される。

一般照明

基本的な照度を確保するためのベースとなる照明。演出効果を生み出す目的で演出プログラムにより変動する「演出照明」に対して、機能上や安全上などの観点から場内の照度を一定に保つことを目的としたもの。通常は建築本体に設備される。

インセンティブ

本来は「刺激」「鼓舞する」「動機」などの意味。対象者の心理を報奨や景品、特典で刺激し目的とする行動(販売、来場、購買等)を動機付け、促進することをいう。又、そのための報奨や景品、商品(=インセンティブ・グッズ)を指していう。 インセンティブは販売促進施策の基本ともいえ、目的別・手法別に次のような各種に分けられる。
 ◆プレミアム(景品・おまけ)
 ◆ノベルティ(少額の記念品・謝恩品)
 ◆スタンプ (集めると景品がもらえる)
 ◆コンテスト(結果に応じた賞・褒賞の授与)

エキスカーション

会議プログラムの中にあらかじめ組み込コまれ、会議参加者や同伴者が楽しみのために参加する観光目的の小旅行。単にツアーとも呼ばれる。

演出照明

照明により演出効果を高めることを目的に設置されるもので、一般に演出プログラムに応じて照度や色、方向などを変化させる。基本的な照度の確保を目的とするものではないため、通常は「一般照明」と併用される。

オリンピック

1896年、フランスのピエールド・クーベルタンの提唱で始まった国際総合競技大会。古代ギリシャで4年に1度行われた古代オリンピックに従い、第1回がアテネで行われた。国際オリンピック協会(IOC)が主催する世界差大規模のスポーツイベントである。テレビ放映権、マーチャンダイジング県など広告やイベントとの関連次号も多く、経済波及効果のもっとも大きなスポーツ企画である。

オープニングセレモニー

ある一定期間の開始やイベントの開催を告げる式典。開会式典。通常、慣習的・儀礼的形式を踏襲した、テープカットや主催者及び来賓の祝辞などで構成される場合が多く、また、、くす玉割りやブラスバンドの演奏を加えることもある。

オープンタイプイベント

一般市民・公衆に公開されているイベント。無料、もしくは、少額の入場料で誰でも参加できる。一般にオープンタイプ・イベントは来場者の多寡でその成否を判断することが多く、魅力あるイベント内容を企画することはもとより、イベントの対象地域内にマスメディアや交通広告、新聞折り込みチラシ、ポスター等で積極的な告知を行うことが成否の鍵を握ると言える。


か行

会議イベント

イベントの形態別分類では「会議・集会系イベント」として分類され、次の4種に分けられる。
 ◆各種会議・集会など
 ◆講演会・シンポジウムなど
 ◆講習会・研修会・セミナー
 ◆式典・祝賀会・大会・レセプション・パーティなど

仮設電力

契約使用期間が1年未満で供給される電力。工事用電力のほか、博覧会等イベント用の仮設電力も含まれる。正しくは「臨時電力」と言い、使用期間が1年を超える場合は、用途が仮設であっても臨時電力にはならない。博覧会等の契約電力は業務用電力となり、契約電力が2,000KW未満の場合は受電電圧6,000V、2,000KW~10,000KW未満では20,000Vとなる。なお、一般に臨時電力の使用量は通常の2割増となる。

キックオフパーティ

イベントの制作業務スタート時や販促キャンペーンのスタート時に主要関係者全員を集めて、業務の成功を期すために行う懇親パーティ。主に、関係者・制作スタッフのやる気作りとチームワークの醸成を目的として開催される。

ギブアウェイ

購入や来店といった条件を付けずに手強・配布される、社名や商品名の入った比較的少額物品のこと。昔はマッチ、最近ではポケットティッシュやステッカーなどが代表例といえる。商品そのものを配布した場合はサンプリングといい、また、配布するものがアイデアに富んでおり珍しいものの場合にはノベルティという場合がある。

キュービクル

配電盤、変圧器、開閉器などを組み合わせ鋼製の箱の中に治めた受変電設備。充電部が露出せず安全であるため多用されている。屋内型と屋外型があるが、特に屋内型は電気室を設けずに済むため利便性が高く、また仮設電力用にも使われる。

クロージング・セレモニー

閉会式。閉会式典。イベント終了時に主催者、出展関係者、運営スタッフなどが集まり、主催社代表及び出展関係者代表の謝辞、開催結果の報告、制作・運営に貢献した企業・スタッフの表彰などで構成されるのが一般的である。又、慰労会を兼ねた立食パーティ形式で行われることも多い。このようなイベント制作に携わった関係者のみを対象に行う芸界式の他に、博覧会などの尾形イベントでは一般市民・来場者を視野に入れ、花火を打ち上げたり、レーザー光線やサーチライトの演出を加えあたらい、主催者・運営スタッフと市民・来場者が一体となった会場内パレードを行った離島の演出プログラムを加え、創意工夫をこらした大がかりな、いわば「クロージング・イベント」といった閉会式を行うことも多い。

クローズドタイプ・イベント

入場者を一定の条件を満たした人のみに限定したイベント。特定の業界・取引先やユーザーに限定して招待したり、一定の属性を持つターゲット層のみに告知し入場の事前登録を課したり、比較的高額の入場料を取るイベントのこと。

芸能イベント

歌や踊り、芝居、記述、曲芸など娯楽的・大衆的な演芸を主体としたイベント。文化イベントの境界は曖昧であるが、よりわかりやすく、より娯楽的要素を色濃く持った催事が中心となったものを「芸能イベント」と分類できる。

小間(こま)

見本市・展示会や博覧会の企業主号館などで、展示場所を計画的に区分は位置した各単位を小間という。一般的にはブースト呼ぶ。小間展示には通常2つの方法がある。1つは3m×3m程度の一つの小間単位として賃貸する形式で、出展者が出展物により、1個まがから複数の小間を賃借するもの。主催者は、壁面、パラペット(社名入りボーダー)、床カーペット、電源などを付けた小間を基礎小間として、一定料金を設定して出展者に賃貸する。小間彫金のナカには、壁面(縛パネル、間仕切り)、パラペット、床カーペット、電源コンセントなどが含まれる。基礎小間の詳細は展示会によって異なるが、主催者は出展に関する規約を作成し、小間の内容、条件、料金などの催促を明記し、販売する。
もう一つは、小間の大きさを自由にして、出展者の希望する面積で賃貸するもので、間仕切り壁は設置せず、出展者は壁面の高さなどの規約は統一するが、出展規約の範囲のナカで自由に展示を行うもの。見本市・展示会は通常このような大規模出展小間と小さな基礎小間の集合体との2つから構成される場合が多い。

コーポレイトアイデンテティ

企業が自社の企業理念や企業イメージを明確化し、全社的に統一して、それを市場に浸透されるために、企業シンボル、社名ロゴタイプ、企業カラー、企業テーマワードなどを計画的・戦略的に設定し統合すること。通常、事業内容が設立当初と大きく異なってきたり、より一層の事業拡大を図ろうとしたときに行われる。
設定・統合されたCI構成要素は、商品や広告はもとより、名刺や社封筒などの事務用品、社屋、工場・倉庫、配送車など、市場で目にふれるあらゆるのに厳格な使用基準をもって展開される。 又、単に市場に向けての活動だけではなく、社内に向けて、社員の意識威嚇や意識統合、モチベーションの向上などを目的とした施策(教育、懇親、表彰)も、併せて展開されるのが普通である。

コンファレンス

ある特定名状況についての情報を公開、提供し、参加者に基本方針についての同意を得るための企業またはその他法人の正式な全体会議。議題、会期などが決まっている場合が多いが、頻度については決まっているわけではない。
米国では国際的というよりも、業界や特定の分野の全国的大規模会議を催、討論。商業展示などを行う場合によく使われ、労働組合の大会や正当の大会はその代表的な例である。
国際観光振興会では、我が国におけるコンベンション進行のキーワードとして{人、もの、情報をその地域に呼び込むシステム}と捉え、文化やスポーツイベント、展示会、大会、式典など、人の集まる催事全てを含む抗議の位置づけを行っている。全国規模で各都市に設立されているコンベンションビューローも、この広義の解釈をしているところが多い。従って、会議などで議論する場合は、「コンベンション」という言葉がどの範囲を指すのか最初に決めておくことが必要である。


さ行

サンプリング

試供品配布。試供品や見本を消費者に無料で大量に配布すること。賞遺品の特徴を各日に消費者に理解してもらうためには商品を実際に使用・体験してもらうのがもっとも効果的であり、サンプリングは新製品の販売促進策としてしばし実施される。
標本抽出。調査において、一定の方法で母集団(調査対象となる属性の全体。通常膨大な数となり全数調査は難しい)から一定数の調査対象者(標本=サンプル)を抽出すること。

残歴計

長期の準備期間を必要とする大型イベントなどで、開催の2~3年前から、オープンまで「あと何日」化を表示する装置。田都市の人目に付きやすい場所(ターミナルビル野毛鬼面や見通しのよいビルの屋上)に設置し、一般市民のイベントに対する関心を高めるための、有力なPR施設と言える。定期的に開催される。

新技術発表会、新製品発表会

企業が単独で展示会を実施、開催するプライベートショウの一種で有り、記章の周年記念に新たに開発した技術を一堂に集めて発表したり、新製品を発売するのに先駆けて、ホテルや自社のSR(ショウルーム)において特定の顧客や取引先や報道関係者を集めて、展示発表、デモンストレーションを行うことをいう。

周年行事

「周年」は「丸一年」の意味。「周年行事」は毎年決まった時期に行う行事の意。入学式や運動会、あるいは、祭りや各種ねんびに行われる行事などが代表例。また、転じて、何周年、何十周年などの大きな節目の費に行われる行・催事を指して周年行事と言う場合もある。

シンボルマーク

行政・企業・団体そのもの、あるいは、その事業内容や活動内容の、理念や目標像など絵を、単純・簡潔に表現し象徴するマーク。名称、あるいは、そのイニシャル文字をデザイン化したり、理念・目標像・事業内容などを抽象化しでざいんして創作する場合が多い。シンボルm-区は小腸機能と共に、他小野区別を明確にする機能と、効果的・効率的なコミュニケーション・デザイン用言の核となる機能を持っている。
特に長期にわたる自治体イベント、博覧会、大型スポーツイベントとの重要なツールとされる。特に販促ツールとしては初期段階からの使用にあたっての戦略が必要である。内容的には企画をシンボリックに反映したメッセージ清野高井表現力が要求される。

スポーツイベント

イベントの形態別分類では「スポーツ系イベント」とし、さらにスポーツ強日野内容・実施目的別に、次の各ジャンル別イベントに分けられる。
 ◆チャンピオンシップ
 ◆エキシビジョン
 ◆トライアル
 ◆レクリエーション
 ◆スポーツフェア

セレモニー

式典。儀式典礼。式典はその基本的性格から「慣習的・儀礼的な形式を持ったイベントの一種」と考えられる。又、イベントには準備段階から終了まで各種の式典を挙行することが多くたとえば、準備段階では、制作・運営事務局の開所式、博覧会のパビリオンなどの竣工式、会期中の式典としては開会式、閉会式などが一般的である。
式典をイベントに付随的なものとして位置づけ、一定の慣習的・儀礼的な形式を遵守するだけで、あまり手間暇を掛けない考え方がある一方で、イベントのテーマや目的を際だたせ、克つ、PR効果を狙って、大胆な創意工夫をこらした演出を式典に加える、いわば「式典のイベント化」を重視する考え方もある。

セールスコンテスト

販売に関与する社員、営業担当者、問屋・卸売り、小売店などを対象に、一定期間内の販売額を競わせる販売促進施策。「販売コンテスト」ともいう。成績優秀者を海外旅行に招待したり、賞金や賞品を授与したり、また、問屋や小売店には卸価格の割引やリベートなどのインセンティブ(動機付け施策)を実施するのが普通である。通常、プレミアムセールや広告キャンペーンなど他の販売促進施策と組み合わせて実施される。

セールスミーティング

「販売会議」が基本的意味だが、販売促進用語としては特別な意味づけを持った、イベント的演出を加味した「販売促進のための会合」を指す場合が多い。通常、より一層の商品理解や販売方法研究、あるいは、販売意欲向上などを億滴としており、又、参加者も社内関係者だけでなく、取引先(反射卯や問屋・小売店)も含めた場合が多い。特に、販売促進キャンペーン伸すター閉じに開催されるものを「キックオフ・ミーティング」という。


た行

垂木(たるき)

屋根板もしくは屋根下地を支えるために、棟から軒下に架ける部材。

ディーラーズミーティング

問屋・卸売りや販売店の仕入れ担当者や販売責任者を集めて実施する、新商品や販売促進施策に関する説明会。単なる説明会ではなく、販売意欲を向上させるために説明(プレゼンテーション)のほうほうをわかりやすく、かつ、アトラクティブに工夫したり、サンプルの大量提供、インセンティブ用品(販促の動機付けのための景品)の提供、あるいは、懇親パーティの併催などイベント的要素を盛り込むのが普通である。

デモンストレーション

実演。実際に商品を使用し実演して商品説明を行うこと。販売促進手法として、ショウルームやかくしゅのSPイベント、展示会・見本市での主要なプログラムといえる。店頭での小規模な実演から、音響・照明・映像などの演出を加えてショウアップされた大規模なものまである。しばしば、「デモ」と短縮して使われる。

樋(とい)

屋根を流れる雨水を集めて排水するために設けられる溝状の部材。軒先にあるものを「軒樋(のきどい)」、そこから鉛直に落とすための管を「竪樋(たてどい)」と言う。

トレードショウ・トレードフェア

ショウは、魅せる、陳列する、展示する野意味、見せ物、展覧会、展示会として使われる。フェアは、(定期的)市、博覧会として使われる。ショウとフェアの違いは、ショウは、芸能的な要素を持つエンターテインメント性の強いイベントに使われ、フェアは市的な要素が強い場合に使われることが多い。日本においてはショウもフェアも同意語として使われており、一般的イベント用語として定着し、トレードショウもトレードフェアも大きい違いはない。


な行

内覧会

事前に、特別の招待客だけに魅せる機会のこと。博覧会、展示会、PRイベントなどの場合は一般公開の前に自社の幹部や得意先VIP、報道関係者、関係官庁担当者などに行われ、販促イベントの場合は消費者以降介すrまえに、取引先担当者(問屋や販売店のバイヤー矢販売担当者)や上得意客だけを集めて行われることが多い。一般公開と同じ展示構成、プログラム内容で実施するのが原則である。

ニュースリリース

ニュースとして取り上げてもらいたい情報内容(情報の四点と関連情報や背景情報の要約)を「簡潔にまとめた、マスメディア(報道機関)向けの文書。そのまま記事として掲載できる(アナウンスできる)サンプル記事をを添付したり、写真を添付する場合も多い。各マスメディアの担当セクションに送付したり、記者会見の会場で配布したりする。「プレスリリース」と同義語。

根太(ねだ)

床板を受けるための横架部材。

ノベルティ

「珍しさ」「新しいもの、こと」が本来の意味。販売促進用語としては、記念や謝礼・謝恩といった主旨のもとに提供する物品のことをいう。一定期間内の販売促進効果を狙って提供されるプレミアムに対し、ノベルティは自社や商品に対する行為の獲得や長く記憶にとどめてもらうためといった、比較的長期的目的で提供されるものを指す。
企業イベント(販売促進イベント、PRイベント、見本市・展示会等)でのノベルティ(来場記念品や」参加記念品)は欠かせないものであり、各社とも斬新でアイデアに富んだノベルティの提供にしのぎを削っている。


は行

博覧会

イベントの形態別分類では「展示会・博覧会系イベント」に分類されさらに、国際博覧会、地方博覧会、私的博覧会に大別される。

パブリック・リレーションズ

行政・企業・団体などが社会全体や消費者との良好な関係を気づき、自らの施策、意見、方針、活動内容、あるいは、商品やサービスに付いての理解と信頼を獲得していくための、情報の発信活動(広報活動)と受信活動(広聴活動)。

パラペット

建物の屋上などの先端に設けられた低い手摺り壁。
展示会等の基礎小間造作で、開講面上部に渡された細長い幕板。

販促イベント

「SPイベント」ともいう。商品やサービスの販促=販売促進を目的としたイベント。イベントそのものが畔場促進策ではなく、各種ある販売促進施策(試供品配布、展示実演、実演販売、景品付き販売、値引き販売、各種コンテストの実施等)にイベント的要素を盛り込んだり、イベントとして仕立てることより、より一層の販売促進効果を得ようとするのが基本的な考え方である。販売促進施策のイベント科には告知効果やメッセージ伝達効果の工場、口コミ効果や話題性の喚起など、佐々眼羽化が期待できる。通常、SPイベントはマスメディア広告やPRと組み合わせて(メディアミックス)、その効果を一層高める戦略がとられる。

販売促進

「セールスプロモーション」ともいう。商品やサービスの販売量を増加させるために、特別にあるいは、定期的に実施する施策で、社内(販売担当者・営業担当者等)対象施策、消費者対象施策、流通チャネル(問屋・販売店等)対象施策などがある。販売促進施策の基本は、対象商品に注目させ、社内や流通チャネルには販売意欲向上を、消費者には購買欲向上を図り、かつ、具体的な販売行動、あるいは、購買行動の動機付けを行うことにある。


ま行

マスコットキャラクター

行政・企業・団体そのもの、あるいは、その事業内容や活動内容の、理念や目標像などを表現、象徴し、克つ、快活で親しみやすい性格(キャラクター)を持った人間、または、擬人化された動物や物体。一般公募し専任したり、タレントを起用したりする場合と、オリジナルデザインを制作する場合とがある。

マスコットマーク

シンボルマークの一種で、特に一定の性格(キャラクター)を持たせた人間、動物、物体、想像上などの生物などをモチーフとし、イラストなどで表現された、親しみやすいマークを指す。人間以外は擬人化するのが普通であり、しばしば、人形や入ぐるみなど、印刷物や表示物(サイン)以外人も表現展開される。

祭り・祭イベント

「祭り」はイベントという概念が生まれる遥か以前から存在し、そのような古来から存在する「祭り」を、厳密なイミで、現代のイベントの概念に含まれる物とするか、あるいは、イベントの原型とするかなどは議論の分かれるところである。
しかし、古来から続く「祭り」は字義的には「神や祖先の霊をまつること。祭祀。祭儀」であり、具体的には「集落や村や町などの地域強度歌が行う、人知を越えた存在(神や霊)とのコミュニケーション行為」であり、その行為を通じて」「地域共同体の一体感や連帯感を醸成する行・催事」と理解できる。
一方、イベントは「何らかの目的を達成するために手段として行う行・催事である」と定義され、「双方向のコミュニケーション・メディア」と特徴づけられる。このように「祭り」と「イベント」の基本概念を理解するならば、その本質的なイミにおいて雅密接に関連づけられることは論を待たないであろう。
現在、古くからある「祭り」を原型とした、あるいは、「祭り」を基本構造としたイベントは数多く存在し、かつ、その数を増やしつつあると言える。これらのイベントを総称して「祭りイベント」と言い、次の4種類に分類される。
 ◆伝統的・継承亭祭り
 ◆創作的・継続的祭り
 ◆伝統的・単発的祭り
 ◆創作的・単発的祭り

見本市・展示会

イベントの形態別分類では「展示会・博覧会系イベント」に分類され、国際総合見本市・展示会から、新製品は歩票回、地域物産展示即売会まで各種ある。

メッセ

ドイツにおける中性キリスト教のミサが語源であり、教会の前で物品を販売する市(門前市)がその始まりであるとされている。ドイツでは見本市の意味に使われ、現在ではハノーバーメッセというように、見本市、展示会場の名称として使われている。日本では、千葉県幕張の日本コンベンションセンターの略称「幕張メッセ」が有名であるが、その後「メッセ」を称した見本市、展示会や見本市会場が増えつつある。

メディアミックス

広報・広告活動を計画・実施するに際して、異なるメディアの組み合わせ展開によって、対象層への各日で効果的なコミュニケーションの実現を図ろうとすること。従来は、新聞・雑誌・TV・ラジオの各マスメディア広告の組み合わせ展開や、マスメディア広告とSP広告やイベントとの組み合わせ展開などを指していたが、近年では、同一テーマによる出版事業と映画事業と音楽事業の同時展開など、様々な事業を連携させて、戦略的なマスコミ展開を行い、確実な事業収益を上げる手法のことを指す言葉としても使用されている。


や行

与件

事前に与えられた条件。一般に、計画に当たって前提とすべき(せざるを得ない)そのイベントに固有の要件で、基本的には動かせない物を指す。何が与件となるかはイベントごとに異なる。


ら行

ラウンドテーブル

特定の専門的な事柄について、同等の立場で討議する専門家の会議。公開しない場合もあるが、しばしば聴衆の前での公開討論会の形になる。その場合は、討論の中身について広く知ってもらいたいときや、社会的、政治的あるいはその他の分野で何らかの行動を起こすことを目的として開かれる。もともとは、着席順によって序列が生じることを避けるために、討議する人が円形に配置される会議形式が考案されたといわれているが、現在では座席の形状に関係なく単に「会議」の意味で使われる場合がある。5世紀末頃に在位していたと伝えられるイギリスのアーサー国王が、騎士達に優劣を付けないため円形に座らせたところから、その騎士達の一団を「円卓の騎士」と呼んだことに語源が求められるとされている。

ランニングコスト

施設や設備、機材や備品などを実際に使用・運営するために必要な費用。管理人件費、保守管理費、修繕費、光熱水費など。


わ行

ワークショップ

数名のメンバーにより、集中的に議論が行われる会議。もともとは、研究・調査結果を最大限有効活用するためには、どのように研究・調査をすべきか、その方法について検討するための会議を指していたが、後に特定の事柄や学問分野についての異なる意見を調整する手法として用いられるようになった。また、参加者自らが選んだ課題や主催者の提案する問題点について、コングレスやコンファレンスの委員会又は公式な総会などの合間に開かれる、非公式な自由討議も指す。

ワールドゲームズ

国際ワールドゲームズ協会(IWGA)が主催するスポーツの大会。オリンピックの種目にない、綱引きやトランポリンなどの競技が行われる。

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